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クリスマスの願いごと (大人用/日本語版) 
税込み価格3,465円(本体価格3,300円)

クリスマスのプレゼントに迷っている主人公のもとに、サンタクロースから
一通の手紙が!?ユーモアあふれるストーリー展開をお楽しみください。



おもて表紙

うら表紙


サンプルデータ
本の主人公 大友 愛子 姓名をフルネームで。
呼び名、ニックネーム アイコ 普段の呼び名を敬称も含めて。
年齢、性別 22歳、女
住んでいるところ 横浜 正確な住所ではなくてOKです。
本の登場人物
1〜3名まで
のんちゃん クリスマスプレゼントを贈る人という設定です。敬称も含めて入力してください。
みさき
本の送り主 文香 フルネームより普段の呼び名が適しています。
本をプレゼントする日 2002年12月24日
メッセージ
(40字以内)
彼氏とのクリスマスもいいけど 句読点を含め上下段に20字ずつ印刷されます。ハートのマークは入りません。「!」「?」「&」などの記号は入ります。
女同士でも盛り上がろうねっ!

*本は記入されたとおりに印刷されますので、ひらがなご希望の場合はひらがなで、
カタカナ、漢字ご希望の場合もそれぞれの字で入力ください。
(ふりがなは付きません)


 以下のストーリーではサンプルデータの反映箇所をわかりやすいように
赤い文字で表示してありますが、実際の印字は全て黒になります。
また挿入される内容により改行位置などのレイアウトは
変わってきますのでご了承願います。

アイコ
クリスマスの願いごと

あなたにおくる おはなしのほん

まつやま あつし作
CABジャパン編集
ヴァレリー・ウェブ画
大友 愛子 さま

メリークリスマス!
これは あなたのために特別に作られた本です。


彼氏とのクリスマスもいいけど
女同士でも盛り上がろうねっ!


2002年12月24日
文香より
「今年のクリスマスプレゼントはどうしよう?」
22歳のアイコは ため息をつきました。
世の中はクリスマスムード一色。
街はうきたつような空気に包まれています。
でも、
アイコの目下の悩みは、
のんちゃんと、みさきへの
クリスマスプレゼントが
きまらないことなのです。
部屋に飾れらたクリスマスツリーを眺めながら、
アイコは 22回目のため息をつきました。
幼い頃、クリスマスの朝には、
プレゼントがいつも枕元に置かれていました。
でも
アイコは、もう自分でプレゼントを
探しにいかなければならないのです。
『電話一本、30分でお届け』 してくれる、
ピザ屋みたいなサンタクロースはいないかなあ。
プレゼントのことを考えすぎて、
アイコの頭はオーバーヒート気味!
そのときでした。
郵便受けがコトリ、と小さな音をたてたのは。
郵便受けをのぞくと、見慣れない模様をあしらった、
一通の手紙が入っていました。
そこには消印も、
横浜アイコの住所もありません。
ただ、『
大友 愛子様』 という文字があるだけです。
封を切った
アイコは驚きました。
そこには、こんな文章があったのです。

大友 愛子 様
わしはサンタクロース。
クリスマスはもうすぐじゃが、いかがお過ごしかな。


サンタクロース??
アイコの頭はいっきに真っ白になりました。
サンタクロースの国は今、
クリスマスプレゼントの準備で大忙しじゃ。
なにしろ、世界中へプレゼントを運ぶんじゃからな。
アイコはどんなプレゼントをお望みかな?
サンタクロースの国、特製クッキーはどうじゃ。
もみの樹の形をしていて、
それはおいしいクッキーじゃよ。
アイコはやっぱりそうかと思いました。
これは最近、近所にできたケーキ屋の、
ダイレクトメールに違いありません。
でも手紙の文章はまだまだ続きます。

プレゼントの用意ができると、
こんどはトナカイたちの準備をしなきゃならん。
金の鈴がついたひもを、一頭一頭つけていくんじゃ。
これがあの有名な
「ジングルベル」という曲になるんじゃよ。
アイコは、信じられない、と思いました。
サンタクロースなんて架空の人物で、
そんな話はとっくに卒業したはずなのに・・・
でも手紙には・・・

サンタクロースなんているもんか、
と思っておるじゃろう。
サンタクロースを見たかったら、
クリスマスイブにサンタクロースの国にくるとよい。
世界中の国々に飛び立つサンタクロースのソリを、
一般公開しておる。
アイコは、またわからなくなりました。
どうやらこれはケーキ屋どころではなさそうです。
もしかするとフライドチキンの店かもしれない!?
アイコの脳裏に、小太りで、
めがねをかけ、いつもニコニコして町角に立っている、
とあるおじいさんの姿がうかびました。

わしはみんなの視線を浴びながらソリに乗り込む。
まるでスターになったきぶんじゃ。あたりは大騒ぎさ。
みんなの寝顔を見るのもいいが、
幸せそうな笑顔を見るのは、もっといいもんじゃよ。
アイコはちょっとばかり想像してみました。
もし自分がサンタクロースの国に行けたら!
なんてわくわくする光景なのでしょう。
そうか、これは旅行会社のパンフレットなんだ!?
『冬休みはスキーをかねてサンタクロースの国へ!!』

こんなキャッチコピーがうかびました。

みんながわしに手をふってくれておる。
いよいよ出発じゃ。忘れ物はないかな?
それからわしは、トナカイたちに、
「さあ、行こう!」と声をかける。
するとそりはあっというまに空の上。
空気は冷たいが、とてもよい気持ちじゃ。
いちど乗せてやりたいくらいじゃよ。


この手紙は航空会社のパンフレットなのかもしれない!?
と 
アイコは考えました。
北欧の空を遊覧飛行する会社なのです。
でも、
アイコは高いところはちょっと苦手です。
めざす家に到着すると、さあ仕事じゃ。
エントツから、といいたいところじゃが、
近頃はエントツのない家が多いから大変じゃ。
なんとか家に入りプレゼントを置いたら、
すぐ次の子の家にいかなきゃならん。
プレゼントのリストは、子供たちの名前でいっぱいじゃ。


こんどは警備会社のパンフレットかな?
と 
アイコは思いました。
『サンタクロースも入れない防犯装置』 じゃ、
サンタクロースがかわいそうです。
目のまわるような夜を過ごして、
クリスマスの朝に帰ってくるころは、
もうへとへとじゃが気分はそう快じゃ。
この一夜のために、一年を過ごしておるからな。
わしは妻に子供たちの様子を話してやる。
あの子は今年もいい子にしておったよ、
というと、妻もとても嬉しそうじゃ。
そうそう、わしは 
アイコの、子供のときの
寝顔を見たこともあるんじゃよ。


結婚案内のパンフレットだったのか、と
アイコは思いました。
でもサンタクロースにもおくさんがいるなんて!
クリスマスの前には、
たくさんのおもちゃを作る仕事がわしを待っておる。
家では、一日中にぎやかな音がしているが、
それはおもちゃを作る音なんじゃ。

こんどは隣町にできた大きなおもちゃやさんかな?
 アイコは考えました。
そして子供のころ、目が覚めると、きまって枕元に置かれていた
プレゼントのことを思いうかべました。
昨夜までなかったおもちゃが、朝そこにあるのは、
とても不思議で、魔法のようでした。
アイコ
おまえさんはもうおもちゃで遊ぶ子供ではないが、
今回のクリスマスには、
特別にプレゼントをあげることにしょう。
はてさて、何だと思うかね?
この手紙を最後まで読んでくれればわかるが、
それはまだ秘密じゃ。
そろそろたくさんのプレゼントが、
きれいに包まれて、いろんな国に旅立つところじゃ。
サンタクロースのプレゼントというもんは、
ただおもちゃを包んでいるだけではないぞ。
その中には、夢だの、希望だの、感謝だの、愛情だの
といった 気持ちがいっぱいつまっとる。
子供たちは、プレゼントをあけたとき、
その気持ちも一緒に受け取ることになるんじゃ。
もちろん、
アイコ
のんちゃんと、みさきへの
プレゼントにも入っておるとも。
さあ、いよいよ出発じゃ。
わしはおなじみの赤い服を着る。
北極の空の凍るような寒さも気にならんような、
完全防寒仕様じゃ。
プレゼントをつめた大きな袋をソリに乗せ、
たくさんの子供たちに会えるのももうすぐじゃ。
外はもう、しんしんと雪がふっておる。
アイコ、おまえさんへのプレゼントは、
文香にあずけておいた。
ま、楽しみにしておれ。
わしは空をひとっ飛び。
ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジア、そして
横浜にもプレゼントを届けにいくぞ。
プレゼントを待っとる子供たちは世界中におるからな。
そうじゃ、忘れておった。
わしがこんな手紙を書いたのは、理由がある。
プレゼントが無事おまえさんへ届くには、
ひとつ条件があるからなんじゃ。
それはクリスマスの朝に、ひと言こういえばよい。
つけくわえるなら、できるだけ明るく、楽しくやってくれ。

アイコは、いそいで最後の紙をめくりました。そこには・・・
メリークリスマス!


アイコは、
のんちゃんと、みさきへの
プレゼントを選びにコートをはおると、
楽しそうに出かけて行きました。
ポケットには、
サンタクロースからの手紙が入っています・・・

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